2005/10/19

プラタナス



あと四,五日応援で街路樹の剪定。
仕上がりの写真を入れてみました。

「もみじばすすかけのき 別名プラタナス」です。
秋に黄色に紅葉します。公園や、街路樹によく使われています。

ここは県道で、「広島県」は年に二回(夏季剪定・・・枝の間引きと冬季剪定・・・枝の切り戻し)を行うそうです。

その為、樹作りが少し楽でした。ちなみに福山市の市道は年に一回もしくは、二年に一回とか、苦情が出た時に行うそうです。
下手にいじるよりは、このほうがいいかもしれません。

向かって左が道路なので邪魔にならぬよう枝を落としてあります。ある程度枝数を残してやれれば胴吹きも少なくなります。
この状態だと、まだ夏場にはグッと伸びますし、胴ぶきもすごいです。ここは、「夏季剪定」を行い、枝を間引いてやるのでこれでも大丈夫ですが、年に一回の剪定で、街路など、制限のある場合は伸びすぎてしまうでしょう。この大きさでずっと抑えておくのは厳しいという事です。
この「プラタナス」という樹は、大きいもので30メートルにもなります。

この通りに「ポプラ」も植わっているのですが、これなんて狭い街路に植えるのは間違いです。完璧な設計ミスだと思います。現に、どんどん枯れてきています。
「ポプラ」は根が浅いくせに、水分を沢山要求するんです。しかも、台風で倒れやすい。鋏も入れにくい(樹形が乱れやすい)。
ほんとにかわいそうです。もっと、広いところに植えてやりたい。。。。


どこでもそうですが、場所に適した、なるべくその木がその木らしく、伸び伸びと育ってれるような樹種を、植えてやりたいものです。。。

と言っても、広いところばかりではありませんので、狭いところには、鋏を入れてもその木自身の個性がなくならないような木を、ちゃんと判断して植えてやりたいものです。。。

2005/10/17

街路樹



今日は、応援で街路の剪定をしに行った。
多分、一週間はかかるとのこと。

自分の仕事が遅れ気味なので焦る。。。

最近、仲良くしている人の会社の社員が二人やめてしまって、往生こいているである。「出来る限りはくるから。」と言ってあるが、いよいよ厳しくなってきた。
こんなとき、体が二つあればいいのに・・・と思う。

いつでも体が二つあれば、一つは勉強につかい、一つは仕事をするのに・・・

まあ、そんな事いっても無理な話ですね。。。


街路樹ってのは、問題がたくさんあるんです。

まず、

鋏をいれる会社がコロコロと変わる為、なかなか木が落ち着かない。

車の通行を妨げないように、大きくしないといけないのですが、すべて中途半端な高さでとめてある。

近所から苦情がでるため、いくら紅葉する木であろうと今の時期に葉をすべておとさなければならない。

街路樹で、棒みたいに鋏を入れてある木を見た事はありませんか?
あれを見ると、心が痛くなります。無いほうがましって感じです。
あれを木の形に落ち着かせるには、かなりの年月と手間がかかります。が、ゆくゆくは、手間が半分ぐらいに短縮されるんです。
役所の人間は、そんなことは知らないのかもしれません。

また、紅葉する前に切ってしまうなんておかしくないですか?
新緑と紅葉。木が「どうだ!綺麗だろ。」ってアピールする大切な時期なのに・・・
ほんと、かわいそうです。

そして、道路拡張で邪魔になれば伐採されてしまう。

人間の手で植えられて、排気ガスいっぱい吸わされて、そのうえ落ち葉落とすなって???

私がこの子達だったら、ふざけんじゃねー!って思います。

もっと、大事にしてやって欲しい・・・

人間の出す埃をいっぱい吸ってくれてるんだから。。。
人間の起こす問題をたくさん解決してくれてるんだから。。。